
美容医療
美容医療
当院では保険診療では改善しきれないお悩みに対して、自費診療の美容皮膚科・美容外科治療を行っています。
しみやたるみといった整容面のお悩みに対する治療は、健康保険が適応されない美容医療になります。また、にきびの治療は、近年は保険診療でもお薬の選択肢が増え、まずは保険診療を行うことがほとんどですが、保険診療ではなかなか改善しない場合や、刺激感などで保険の外用薬が使えない場合などにレーザーやケミカルピーリングといった保険適応外の治療を行うことがあります。他にも、にきび跡に対する保険適応の有効な治療が現状ではほとんどないためにきび跡に対する治療を行う場合は、美容医療になります。
お肌や見た目の悩みが改善すると、気持ちが明るくなり鏡を見るのが嬉しくなったというお声をよく伺います。いくつになってもはつらつと人生を楽しめるよう、お手伝いが出来たらと思っています。
美容医療では患者さんのご希望も様々です。ダウンタイム(治療後の赤みや腫れなどが改善して通常の状態に戻るまでの期間)が長くても効果がある方がよい、できるだけ痛みや赤みのでる治療は避けたいなど、お仕事の都合やライフスタイルによって希望される治療が変わってきます。お一人お一人のお悩み・ご希望・ご予算などを丁寧に伺って、形成外科専門医が最適な治療をご提案します。院長自ら試して納得のいく治療を厳選しています。
当院では無理に治療を勧めたりすることは一切ありません。
どうぞお気軽にご相談ください。
しみは美容医療で一番多いお悩みです。当院ではしみの治療に力を入れています。ひとことでしみといっても、老人性色素斑、雀卵斑(そばかす)、肝斑、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)、脂漏性角化症など、様々なものが含まれます。
正確に診断し、お一人お一人に最適な施術を行います。
※画像診断装置Re-view2による画像診断
しみの診察では、お顔のメイクをすべて落として、特殊な画像診断装置で撮影をさせていただきます。目で見るだけでは分かりにくい、しみや白斑、赤みなどを詳細にとらえることができます。正確な診断や、治療効果の判定に非常に有用です。
IPL:Intense Pulsed Light(光治療)とは、メラニンやヘモグロビンなどに吸収される幅のある波長の光を照射する治療です。しみ・そばかす・くすみや、赤ら顔・赤いにきび跡といったお肌の色ムラを改善します。また、真皮層のコラーゲンの産生を促し、肌のきめ、ハリ、毛穴の開きなどを改善し、透明感のある肌に導きます。
丸いはっきりしたしみにピンポイントに照射します。いわゆるしみ取りレーザーです。
シミの状態によりナノ秒レーザーとピコ秒レーザーを使い分けます。
しみ、そばかす、ADMなど広い範囲にあるしみに細かい点状にレーザーを照射します。回数はかかりますがテープを貼らなくてよいため、広い範囲のシミの場合、スポット照射よりダウンタイムが少ないです。
肝斑や炎症後色素沈着、くすみ、色ムラなどの色調改善に有効です。
毛穴の開き、毛穴の黒ずみ、赤み、にきび、肌のハリやキメを改善し、肌質を改善します。
サリチル酸マクロゴールなどの酸の薬剤を塗布し、肌のターンオーバーを整え毛穴の詰まりを改善します。
にきびの原因となるアクネ菌を減らしたり、毛穴詰まりの解消、皮脂産生抑制、コラーゲンの生成を促進し肌の再生を促すなどの作用により、にきび改善効果があります。
高密度超音波の振動エネルギーを与えることで、にきびや炎症の原因となるタンパク質分解酵素(MMPs)の抑制、コラーゲン産生を促進するヒートショックプロテインの活性化などの作用があり肌トラブルの改善効果があります。
当院で使用しているディスカバリーピコは、ピコレーザー製品の中で唯一アブレイティブ(蒸散型)、ノンアブレイティブ(非蒸散型)の2通りの照射が可能なフラクショナルレーザーを搭載しています。
アブレイティブでは皮膚に点状に穴をあけ、その穴を修復する創傷治癒力を利用して凹凸を改善します。ノンアブレイティブでは、レーザーにより皮下に微小な空砲が生じ、肌の再生効果や瘢痕組織を切る作用が得られます。これらを組み合わせて照射することで、にきび跡の改善が期待できます。
当院で使用しているディスカバリーピコは未承認機器であり、イタリアQUANTA社製の機器を、当院医師の判断のもと国内正規代理店を通して個人輸入購入しております。同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。
諸外国における安全性等に係る情報:重大な副作用などが明らかになっていない可能性があります。
ボトックスとはボツリヌス菌の作り出すA型ボツリヌス毒素(天然のタンパク質)を有効成分とする薬剤です。ボトックスを極少量緊張している筋肉に直接注射すると、その筋肉が弛緩します。そのため、しわの原因となる表情筋に注射することで、筋肉の動きを抑え、表情じわを改善することができます。
また、お顔の皮膚に散りばめるように注射することで、毛穴を引き締めたり皮脂を抑制する効果があり、美肌目的に注射をすることもできます。汗を抑える効果もあるため、腋に注射をすると高い腋汗抑制効果が得られます。しわが皮膚に刻まれてしまう前に始めるのがおすすめです。
ヒアルロン酸製剤を皮下に注入することで、ほうれい線やマリオネットラインなどのしわを改善したり、顔の輪郭を整える治療です。
加齢とともに減少したボリュームを補うには、ヒアルロン酸注入が効果的です。また、ボリュームを足すだけでなく、顔面の老化のメカニズムや解剖学に基づいて、支持靭帯を支えるリフティングポイントにくいを打つように少量注入し組織をサポートすることにより、より自然なリフトアップ効果を得る注入法を行っています。
ハイフ(HIFU)とは「High Intensity Focused Ultrasound」の頭文字をとった略称で、日本語では高密度焦点式超音波です。高密度の超音波を肌奥の特定の深さに焦点が合うように照射することで、皮膚表面を傷つけることなく狙った層に強い熱エネルギーを与えることが可能です。
特にポイントとなるのが「SMAS筋膜」と呼ばれる組織です。
顔は表面から順に、表皮、真皮、皮下組織(皮下脂肪)、表情筋という層になっていますが、皮下組織と表情筋の間にあるのがSMAS筋膜と呼ばれる筋膜です。加齢によって肌の土台とも言われるSMAS筋膜が緩んでしまうと皮膚を支えきれなくなり、顔のたるみにつながります。
以前は、このSMAS筋膜へアプローチするためには、フェイスリフトのような外科手術が必要でした。しかしHIFUの登場によって、メスを使わなくてもピンポイントでSMAS筋膜へ熱エネルギーを加えて収縮させることができるようになり、リフトアップ効果を得ることが可能になりました。
また、超音波の焦点が合う深さを調節できるため、皮膚や皮下組織(脂肪)にも照射することができます。ハイフの熱エネルギーが加わるとコラーゲン繊維が収縮するため、お肌の引き締め効果が得られます。また、熱エネルギーを受けた組織はダメージを修復しようとするため、創傷治癒の過程でコラーゲンやエラスチンといった美肌成分の生成が促進されます。この作用は数ヶ月にわたって続くため、皮膚の弾力がアップすることでたるみ毛穴やハリツヤが改善し、キメの整ったお肌に導きます。また脂肪が気になる部位に照射すると、熱エネルギーが脂肪細胞を破壊します。1〜2カ月かけて徐々に施術した箇所のボリュームダウンが期待できます。
高周波(RF)と組み合わせて治療を行うことも可能です。
モノポーラRF(高周波・ラジオ波)を用いて、肌の真皮層と脂肪層に熱を与え、たるみを引き締め、肌のハリや弾力をアップさせる治療です。当院ではオリジオKISSという機器を使用しています。大人気のオリジオXのさらに進化した機器になります。
高周波による施術では、 組織の温度を40〜60℃に加熱することで、真皮や脂肪層の線維性隔壁を収縮させ、即時的に皮膚の引き締め(タイトニング)効果を発揮します。
また、真皮層にある線維芽細胞を刺激することで、コラーゲンやエラスチンの生成を促進し、施術後も数週間から数か月かけてゆっくり肌の弾力が高まり、ハリのある肌へ導きます。これによって、リフトアップ効果を発揮します。
お肌のたるみやしわの改善、肌質改善、アンチエイジング効果が期待できます。
オリジオKISSには、T・G・Xの3つのモードが搭載されており、それぞれ異なる肌の層にアプローチできます。
これら3つのモードを組み合わせることで、より立体的で効果的なたるみ治療や肌の引き締め、肌質改善が可能です。脂肪を引き締めたい、頬のコケが気になるのでコケないように肌を引き締めたいなど、お一人お一人のお悩みに合わせて治療を行います。
高周波は神経・血管を避けずに照射が可能なため、ハイフでは治療できなかった目元や口元のたるみの治療が可能なのであるのが、大きなメリットです。
オリジオKISSにはSMAS層(筋膜層)にアプローチするHIFUも搭載されているため、RFを併用することによって相乗効果が期待できます。
二重瞼手術、下まぶたのたるみなどの目回りの手術を行っています。
形成外科専門医である院長が手術を行います。埋没法、切開法のどちらにも対応しており、まぶたの開きをよくする、まぶたの脂肪を減らすなどの追加処置も可能です。
詳しくご希望を伺って、丁寧に手術を行います。
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